《 I N D E X 》
①読み物……………………… 口ベタな人こそ身に付けたいコーチング【その1】
②解析例……………………… 熱応力(拘束の有無による違い)
③知識・経験からの言葉…… 座屈
編集後記……………………… 今年度も終わります
①読み物 ━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
『口ベタな人こそ身に付けたいコーチング【その1】』
「エンジニアは技術力で勝負するもの!」コミュニケーションに対して苦手意識を持っているエンジニアこそ、このような考え方を持って
いるのではないでしょうか。しかし、優れた技術力を生かしてエンジニアとして大きくステップアップするためにはコミュニケーション力が
欠かせません。
「現在と過去を比較した時に仕事をする上で最も変わったことは何ですか?」と聞かれたら、読者の皆さんは何と答えますか? 答えはいろ
いろとあると思いますが、筆者は「スピード」だと考えています。答えのない今の時代では、このような指示・命令型のコミュニケーショ
ンは通用しなくなりつつあります。なぜなら管理者自身も指示する「答え」が分からないからです。
それでは、答えはなくなってしまったのでしょう? いいえ、答えはなくなってはいません。絶えず変化し続けてはいますが、答えは常に
現場にあるのです。そのため、組織としても現場から答えを吸い上げ迅速に対応していくことが求められています。いわば、答えを求めて
常に学習し続けることが必要とされているのです。
現場から答えを吸い上げることは指示・命令型のコミュニケーションではできません。現場から答えを引き出す質問型コミュニケーショ
ンが必要となってくるのです。そして、この質問型コミュニケーションを実践するために役立つのがコーチングなのです。
コーチングは答えを相手に教えることはしません。「その人が必要とする答えは、全てその人の中にある」という考え方が基本です。
あえて、言葉でコーチングを定義するなら「相手が本来持っている能力や可能性を最大限に発揮させること」といえるでしょう。
コーチングに関連するスキルはいろいろとありますが、その中でも重要である3つのスキルが「質問」「傾聴」「承認」です。
「質問」・・・「拡大質問」、「未来質問」、「肯定質問」
「傾聴」・・・「耳と目と心できく」のがコーチングにおける聴く(傾聴)の基本
「承認」・・・1.存在の承認、2.変化の承認、3.成果の承認
(抜粋)
< @IT-MONOist 口ベタな人こそ身に付けたいコーチング【その1】>より
詳細⇒http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1403/14/news008.html
②解析例 ━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
『熱応力(拘束の有無による違い)』
材料に熱が加わる場合、材料に熱応力が加わります。この熱応力は、条件によっては大きな値となるため、材料の破損の原因になります。
構造物に熱が加わる場合、熱変形ができるように、材料間の隙間を十分にとったり、スライドできる構造にして、材料に加わる熱応力を
少なくする必要があります。
材料の変形が拘束される場合と拘束されない場合の違いを、簡単な解析例を作成しましたので、以下を参照してください。
詳細⇒http://softengineering-n.com/file/netuouryokukousokunoumu.pdf
③知識・経験からの言葉 ━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
『座屈』
座屈(ざくつ、buckling)は、構造物に加える荷重を次第に増加すると、ある荷重で急に変形の模様が変化し、大きなたわみを生ずる
ことを言います。構造に座屈現象を引き起こす荷重をその構造の座屈荷重と言います。座屈荷重はその構造の剛性および形状に依存し、
材料の強度以下で起こることもあります。
圧縮荷重を受ける柱の場合、材料、断面形状、荷重の条件が同じであっても、座屈荷重は柱の長さに依存するため、短い柱では座屈を
起こさず、長い柱のみに発生します。座屈が起こる時の応力は棒の末端部分の形状、曲げ剛性、細長比などによって異なります。
座屈応力を求める際に、端末条件係数と呼ばれる値が関係します。棒の末端部分の形状により係数は次のような値になります。
端末条件 端末条件係数C
自由端-固定端 0.25
ヒンジ-ヒンジ 1
ヒンジ-固定端 2.046
固定端-固定端 4
座屈応力を求めるには、通常は次のオイラーの式が使われる。
オイラーの式
σcr=Cπ^2E/λ^2
ここで
σcr: 座屈応力、C: 端末条件係数、E: ヤング率、λ: 細長比
■ 編 集 後 記 ━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
3月もあと1日で今年度も終わります。
桜が満開で、お花見日和ですね。
今の時期は、異動や卒業・入学等、環境の変化があり、新しいスタートに向けた準備をされている方も多いのではないかと思います。
今年度も終わりますが、皆さまにとって、どのような年度でしたか。
私は、何かと忙しい年度でした。
これから来年度に向けた準備、計画を立てたいと思いますが、よいスタートがきれるように頑張りたいと思います。
皆さまも何かとお忙しい時期とは思いますが、新しい年度をよりよい年度にするために、準備、計画等、頑張られてください。
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最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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